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2015/07/06

大谷地駅 駅名サイン

今日は、大谷地駅の駅名のサインについて触れたいと思います。

実は、先日7月1日に食のパネル展の反省会に行くときに発見した(実は一緒にいた同僚の先生が先に気づきました)のですが、大谷地駅に3種類の駅名サインがありました。

同じ駅の同じ駅名サインなので、3種類あることがとても不思議な光景でした。
2種類であれば、古いパターンから新しいパターンに取り換える途中に気付いたということも考えられますが、同時に3種類を見ることができたのは未だ少し不思議に感じます。



パターン1


パターン1は、従来のパターンのサインです。
このサインにも、もっと以前のパターンにはなかった路線+駅番号が付いています。
これは言葉がわからなくても、駅がわかりやすいようにとの配慮で、ユニバーサルデザインの1つになります。



パターン2


パターン2を従来のパターンのサインと比較してみますと、多言語表示されているのがわかります。
英語(ローマ字)表示は従来もありましたが、加えて簡体語(中国語)、ハングル(韓国語)が書かれています。

ところで、「大谷地」は元々画数が小さい漢字の組み合わせですが、日本語の漢字も簡体語も全く同じになっています。
そのような意味では「大谷地」という地名もグローバルでユニバーサルデザインな文字かもしれません。



パターン3

さて、パターン3のサインが、白地に黒地で、パターン1・2でご紹介したサインとは色が逆転しています。
このサインも多言語表示されています。

パターン1でご紹介したサインは、古いパターンですので、そのうち新しいサインに交換されると思いますが、多言語表示されているパターン2・3のサインは、いずれも新しいため、上手く共存させるのかもしれません。

人によって、見やすい色のパターンは異なってきますので、「全ての(=多様な)人に見やすい・わかりやすい」を目指すユニバーサルデザインとして2パターン用意したのかしれません。
それとも実証実験でしょうか?

この考え方の真偽は、今度機会があれば交通局の方に質問してみたいと思います。