今日は、昨日に引き続き、函館出張の振り返りをします。
出張2日目である5日は、(全国)大会の初日になります。
いわゆる研究発表は大会2日目の6日からですが、1日目は市民公開シンポジウムがあります。
1日目の会場は、函館市民会館です。
市民公開シンポジウムのテーマは、「公共交通と福祉のまちづくり」で、専門家の方に基調講演(話題提供)していただいた後、交通事業者やボランティア団体(NPO)、行政、障がい当事者の方をお招きして、パネルディスカッションを行い、広く議論することができました。
「福祉のまちづくり」というのは意味がわかりにくいかもしれませんが、英語では"Inclusive Society"と表現されており、全て(の人)を含んだ社会、全て(の人)に対応した社会と訳すことができます。
ユニバーサルな社会と言ってもよいかもしれません。
公共交通は、高齢者や障がい者等の交通弱者の生活交通(買物や通院など)にとって非常に重要な足となります。
また高校生にとっても、通学等の交通・移動において、欠かせないものとなっていますよね。
さて、この日の朝は1日乗車券を利用し、会場の最寄駅である函館アリーナ前まで移動しました。
しかし、ちょっと残念なことがありました。
往復すれば、ほぼモトが取れるだろうと思って、1日乗車券を買ったのですが、車内を良く見ると、
「本日は港まつり開催のため、全線均一料金-大人200円」のサインが・・・
1日乗車券は500円ですが、200円×1往復では400円にしかなりません。
結局、往復分で2回しか乗車しませんでしたので、単純計算で100円多く支払ったことになります。
でも、結局3回(以上)は乗らなかったものの、乗ることができるチャンスはあったわけですし、通常乗ればその位かかってしまいますので、決して失敗したとは思っていません・・・
それにしても、お祭り期間は、公共交通を使用して移動しやすくするため、普段よりは負担が軽く済むというのはよい企画ですよね。
ところで、会場である市民会館のトイレのサインは少しユニークなサインを使用していましたので、ご紹介します。
浮世絵風に描かれていますので、 外国人に喜ばれそうなサインですよね。
絵だけでは、よくわからない外国人が出てきそうな気もしますが、色と英語表記で判断できるということだと思います。