今日の午前中は、市内のある高校へ出前講義(出張講義)に行ってきました。
非常に熱心に聴いていただいた生徒さん、講義後に質問をしてくれた生徒さんもおり、気持ち良く講義(授業)をすることができました。
そして午後は、大学に戻り、教授会と入学試験センター委員会の会議ダブルヘッダーでした。
さて、今日は「長崎と乗り物 その2」として、長崎と乗り物第2弾をお届けします。
第2弾は、JRかバス、それとも飛行機と予想していた方はいないでしょうか?笑
今日は長崎で特徴的な乗り物(?)、斜行エレベーターをご紹介します。
長崎には、日本で最初に導入された斜行エレベーター「グラバースカイロード」があります。
長崎は皆さんもご存知の通り、坂のまちで、斜面地が多く、斜面に市街地が形成されています。
斜面における移動は大変で、特に交通弱者にとっては大きな課題となっています。
そのような場所で・・・、「地域住民の足」として、斜面地を昇降する斜行エレベータが設置されているのです。
なお、エレベーターと表現されていますが、見方によってはケーブルカーと見ることができます。
これまで何度か訪れたことがあるのですが、今回も長崎の象徴的な場所ということもあって、学会に影響のない時間帯に行って来ました。
住民にとっては、単なるエレベーター(ケーブルカー)なのですが、あまりにも有名ですので、今や観光地となっています。
エレベーターの箱の中には窓が付いていて、覗くと昇降部分はこのようになっています。
見た目はエレベーターですが、仕組みはまさしくケーブルカーです。
斜行エレベーターを上がり切ると、その先には垂直エレベーターがあります。
垂直エレベーターは普通(?)のエレベータですが、実はエレベーターが空中に突き出していて、エレベータのみでビルみたいになっています。
写真を見ればわかりますように、エレベーターを上がると空中回廊のような通路でつながれています。
そして、その先には「グラバー園」があります。
でも今回は、エレベーターが目的ですので、グラバー園のとことまで行きませんでした(笑)